バドくんのはなし  ⑭ 「ぐるぐる」


バドくん

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バドくん
バドくん

 

 

 

満天の星空を

自由に飛び回る

ナイトツアー号。

 

 

 

星に包まれた最高の時間

そして最高の空間を

飛んでいる。

 

 

 

相変わらず

風は顔に当たるけど、

バドくんは

楽しくてしょうがない。

 

 

 

アルは気流にのり

ゆるやかに飛んでいる

 

 

 

チチリは

数えられるわけがない

星の数を

数えている

 

 

 

チチリ、

何度も1からやり直し。

 

 

 

バドくんは

流れ星を探してる。

 

 

 

もう5つも見つけたようだ。

 

 

 

同じ場所にいながらすごす

それぞれの時間。

 

 

 

真っ暗な夜。

 

 

 

満天の星空。

 

 

 

やっくりと時間が過ぎている。

 

 

 

いつだって時間は過ぎている。

 

 

 

空が少し紫になってきた。

 

 

 

もうすぐ夜も終わる。

 

 

 

つまり、もうすぐ朝。

 

 

 

「バド、もうすぐ

太陽が昇るぞ。」

 

 

 

アルが言う。

 

 

 

「太陽って昇るの?」

 

 

 

バドくんが問い返す。

 

 

 

バドくん

太陽が昇るなんて

知らなかった。

 

 

 

バドくん、

太陽は毎日、

絶対に昇るし

絶対に沈むんだよ。

 

 

 

たとえ、

雨で太陽が

見えなくなってても

変わらないよ。

 

 

 

ほらバドくん、

さっきよりも

空が明るくなってきた。

 

 

 

もうすぐ

大きな大きな太陽が

昇るんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バドくんは今日、

太陽って昇ることを

知りました。

 

 

 

だって今日も、

地球はぐるぐるまわってます。

 

 

 

 

 

 

つづく