バドくんのはなし  ⑧ 「おおふくろうのジン」


バドくん

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バドくんたち、

森の中を進んでいると・・・、

 

 

 

薄暗い森の道、

向こうのほうが

明るく拓けているようです。

 

 

 

「あそこが広場?」

 

 

 

「そうだ。」

 

 

 

バドくんが問いアルが応えます。

 

 

 

そうそう森の中、

アルとバドくんは歩いてますが

小さいチチリは飛びながら、

ついてきています。

 

 

 

そして広場に到着。

 

 

 

広場は森の中の

木が生えていない場所、

だいたい大きさ、

20メートル四方ぐらい。

 

 

 

広場の中心で3羽の鳥たちが

円になって話しながら笑っています。

 

 

 

「ジンー!」

 

 

 

その鳥たちに向かい

アルが呼びかけます。

 

 

 

「おおー、アルかー。」

 

 

 

一番体が小さいけれど

一番顔が大きな鳥が応えます。

 

 

 

特徴的なシルエット、

森の長老、

おおふくろうのジンです。

 

 

 

三羽のなかで

一番小さいといっても

じゅうぶん大きい

おおふくろうのジン。

 

 

 

ただ一緒にいる2羽が、

ほんとに大きい。

 

 

 

アルよりも大きい体をしています。

 

 

 

この2羽は、

森を守るおおわしの兄弟、

ナイトとソルジ。

 

 

 

バドくんドキドキしています。

 

 

 

(こっ、これはアルより大きい鳥だ!)

 

 

 

アルはジンたちに

バドくんを紹介します。

 

 

 

「バッ、バドです。」

 

 

 

バドくんもちょっと

緊張しながらも自己紹介。

 

 

 

アルがバドくんとの経緯と、

だからごはんを食べさせてやりたいと

語ります。

 

 

 

チチリもバドはチチリの

友達なんだと付け足します。

 

 

 

ジンはその話、

にこやかに、

でも真面目に聞いて

バドくんが

鳥たちの森にいることを認め

にこやかにバドくんに問いました。

 

 

 

「歓迎するよバド。

おまえは何が食べたいんだ?

食べさせてやるぞ。」

 

 

 

バドくんが嬉しそうに

大きな声で応えます。

 

 

 

「おにぎり!!」

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

「おにぎりは・・・握れないなぁ・・・。」

 

 

 

少しの沈黙の後、

ジンが真面目な顔で応えました。

 

 

 

ちょっと弱めの声で。

 

 






 

バドくん、

鳥におにぎりは握れないんだよ。


 

 

 

 

バドくん
バドくん

 

 

 

 

 

つづく